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プライムテック株式会社・メディフォード株式会社共催Webinar

実験動物における超音波エコー計測技術の最新動向と試験運用の実際

医薬品研究開発における高品質なグローバルサービスプロバイダーであるメディフォード株式会社、及び最先端研究機器を提供する弊社プライムテック株式会社の2社共催による合同ウェビナーを開催いたします。国内外の創薬研究者の方々へ、実験動物における超音波エコー計測技術の最新動向と、その実際をユーザー目線でご紹介する貴重な機会となります。ぜひ、ご参加ください。

日時
2024年11月21日(木) 15:30-16:40 JST


▼タイムテーブル
15:30-15:32 ご挨拶・ご案内
15:32-15:47 [演題1] プライムテック発表
『実験動物用超音波イメージングシステムVevo F2性能仕様のご紹介』
15:47-16:27 [演題2]メディフォード発表
『実験動物用超音波イメージングシステムVevo F2によるモノクロタリン誘発肺高血圧症モデルの右心室機能評価』
16:27-16:40 質疑応答

『実験動物用超音波イメージングシステムVevo F2性能仕様のご紹介』

演者:水流 功春
プライムテック株式会社 研究支援部

 Fujifilm Visualsonics社が提供する実験動物用超音波イメージングシステムVevo F2は、実験小動物(マウスやラット、ゼブラフィッシュなど)から実験大動物(ブタ、サルなど)といった多岐にわたる測定対象に対して、高品質な超音波イメージング、光音響イメージングを提供するマルチモダリティプラットフォームです。

このセッションでは、Vevo F2システムの性能仕様と最新機能、そして心血管、がん、神経科学といった各研究領域への適用事例について要約してご紹介します。

『実験動物用超音波イメージングシステムVevo F2によるモノクロタリン誘発肺高血圧症モデルの右心室機能評価』 

演者:真壁 大地
メディフォード株式会社
創薬イノベーションセンター
研究第1ユニット 中枢・循環薬理グループ 

肺高血圧症は、心臓から肺へと血液を輸送する肺動脈の血圧が異常に上昇する指定難病であり、有効な治療法の開発が求められています。疾患モデルとして、モノクロタリンをラット皮下に投与することで、肺高血圧症の症状を模したモデルが作製できることが報告されています。これまで齧歯類では、右心室の機能を臨床用の超音波画像診断装置 (エコー)により評価することは困難でしたが、動物実験用の超高解像度超音波イメージングシステムが開発されたことにより、齧歯類の右心室機能を詳細かつ経時的に測定した論文が報告されています。

本研究では、超高解像度超音波画像システムVevo F2FUJIFIL VisualSonics)によって、モノクロタリン誘発肺高血圧症モデルラットの右室機能の評価を行いました。Vevo F2による測定は、病態惹起から123および4週目に行い、また、エンドポイントの評価として右心室内圧を右心室内腔にカテーテルを挿入することで測定しました。

右室自由壁厚の測定による右心室肥大、右心室流入血流および肺動脈血流から取得した血流情報、三尖弁輪運動による右心室収縮機能など総合的な右心室機能の測定を行い、肺高血圧症の病態進行を評価しました。

本ウェビナーでは、その結果について説明を行い、ラット肺高血圧症モデルにおいて、Vevo F2が右心室機能の詳細な評価を可能にした研究事例についてご紹介いたします。

ご参加方法
右のフォームより事前登録をお願い致します。(無料)


 

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